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ほうきを長く使うために。知っておきたいお手入れと保管のコツ

はじめに

手作りのほうきは、正しく使い、丁寧に手入れすることで何年も長く愛用できる道具です。
今回は、天然素材のほうきを長持ちさせるためのメンテナンス方法と保管のコツをご紹介します。上手にメンテナンスをすれば、20年30年と使用することが可能です。


1. 使用後は「穂先を整える」のが基本

掃除が終わったら、軽く穂先を手ぐしでとかすようにして整えましょう
ホコリやゴミが付着したままだと、ほうき草が傷みやすくなります。
毛先が曲がってしまう前に、やさしく整える習慣をつけましょう。


2. 汚れが気になる場合は「乾いた布」で拭く

ほうきの素材は水に弱いものもあるため、基本的には水洗いNG
汚れが気になるときは、乾いた布ややわらかいブラシで優しく拭き取るのがおすすめです。
水拭きが必要な場合は、布を硬く絞り、完全に乾かすことを忘れずに。


3. 使わないときは「吊るして保管」がおすすめ

床に立てかけて保管すると、穂先が曲がったり広がったりして劣化の原因になります。
できればS字フックやひもなどで吊るして保管すると、形をきれいに保つことができます。
通気性の良い場所に掛けておくと、カビや湿気の対策にも◎。


4. 直射日光と湿気に注意

天然素材のほうきは、直射日光に長時間さらすと変色・乾燥による割れの原因になります。
また、湿気の多い場所ではカビや腐食が起こることもあるため、風通しの良い室内での保管がおすすめです。


5. 穂が広がってきたら「まとめ直し」も可能

長く使って穂先が広がってきたら、糸で軽く結び直すか、穂を湯気で柔らかくして形を整える方法もあります。


おわりに

手作りのほうきは、ただの掃除道具ではなく、長く寄り添う暮らしのパートナー
日々のちょっとしたメンテナンスを習慣にすることで、より快適に、より美しく使い続けられます。